ピンポン

ループに似た手法でピンポンというものがあります。具体的な例で説明したほうがわかりやすいと思うので紹介します。


撮影例

例えば、折り紙で作った心臓(ハート)が鼓動するアニメを作ってみます。ループを使って撮影しようとすると、最初にハートをつぶして縮むところまで撮影し、次にハートが元の形まで膨らむところまで撮影しますが、ハートが縮むアニメを撮ったときについてしまった紙の折り目は消すことができません。こういった場合は、ハートが縮むところまでをコマ撮りして、ハートが元の形に膨らむところまでのアニメは、ハートが縮むアニメを逆再生したものを後ろにつなげます。下図のように再生と逆再生を繰り返せばハートが何度も鼓動するようなアニメが出来ます。
完成した動画がこちらです。

他にも粘土を崩すコマ撮りのループや、物を破壊してしまうコマ撮りのループなど、ループ再生したいけど元の形に戻すことができない場合に使うと便利です。このように片道のアニメだけを撮影して、元の位置に戻る部分は逆再生でつなげるという手法をピンポンと呼びます。


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