室内セット(小道具)

室内にある椅子やテーブル・ベッドなどの作り方を紹介します。ここではシンプルなデザインにして素朴な感じを出していますが、慣れてきたら複雑なデザインに挑戦してみるのも面白いと思います。


材料

木材

ニス(水性)


布団や枕に使います。柄物を使うときは柄の大きさに注意しましょう。

わた

アルミ線・紙テープ
布団の形を保持するために布団の中に仕込みます。


作成例(椅子・テーブル)

デザインをして木材を切って椅子の各パーツを切り出します。

テーブルも同様です。天板は一度切ってから角をカッターで削ってから木工用ボンドで接着しました。

椅子は人形が座ったり動かしたり、他の家具と比べると人形との絡みが多いので、負荷がかかっても壊れないように 頑丈に作ります。足をとりつけるところにはピンバイスで穴を開けて短く切った虫ピンを中に差し込んでおきます。ここに木工用ボンドをつけて接着すれば、かなり強度を保つことができます。

組み立てたところです。脚が4本あるものはガタツキが出やすいので、きちんと4本の脚が地面に設置しているかどうか確認しましょう。

木工ニス(水性)を水で薄めて塗ります。
パステルで汚しをいれて使用感を出します。フィキサチフを最後に吹き付けてパステルが落ちないようにコーティングして完成です。


作成例(ベッド)

椅子やテーブルと同じようにベッドのデザインをしたら木材を切って各パーツを切り出します。

木工用ボンドで各パーツを接着して組み立てます。

木工ニス(水性)を水で薄めて塗ります。
パステルで汚しをいれて使用感を出します。椅子やテーブルと同様にフィキサチフを最後に吹き付けます。

敷布団・掛け布団・枕を作ります。サイズを決めて布を切ります。

2枚を重ねて周りを縫います。左下は後からわたを入れるので縫い残しを作ってあります。

今回は掛け布団にだけ、形を自由に固定できるように周囲に鉛線を仕込みます。まずは鉛線に水で薄めた木工用ボンドを使って紙テープを巻きつけていきます。

木工用ボンドが乾いたら透明Gボンドで縫った後の掛け布団の周りに貼り付けます。

縫い残しの穴から裏返して中にわたを入れます。あまりわたを入れすぎると動かしづらくなるので程々にしておきます。最後に縫い残したところを縫って完成です。

ベッドと布団は両面テープで貼り付けて固定しました。

掛け布団はこのように自由な形で固定できます。布団をめくる動きなどで役に立ちます。

レイアウト例です。


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