手 その2
その1で紹介した方法はラテックスをかけて作る方法でしたが、この方法だと表面がつるっとした手袋のような形状になります。ディフォルメされた可愛いキャラクターなら、この方法でも十分ですが、もっとリアルな人形だと手の表面にしわなどの凹凸をつけてみたいところです。ここで紹介する方法は原型を作ってシリコンで型取りして作る方法なので、表面にディテールをつけることができます。手間はかかりますが、その1よりもより精密な手を作ることができます。
作例
1mmの鉛線をハンダ付けして手の骨組みを作ります。腕はプラスチックのパイプを切ったものです。
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スカルピーで手の原型を作って、シリコンで型を作り、その1と同じようにラテックスをリキテックスで肌色に着色して、型に塗ります。乾いたら塗るを3~4回ほど繰り返して厚みを出します。
![](https://www.pt-box.com/wp-content/uploads/2024/02/mdl_hand2_03-300x154.jpg)
ラテックスが乾いたら、骨組みを乗せて指先を、型の指先から飛び出ないように切りそろえます。
![](https://www.pt-box.com/wp-content/uploads/2024/02/mdl_hand2_04-300x254.jpg)
反対側の型からラテックスをゆっくりはがして上にかぶせます。このとき指同士が触れるとくっついてしまうので、気をつけて作業します。
![](https://www.pt-box.com/wp-content/uploads/2024/02/mdl_hand2_05-300x289.jpg)
はみ出た部分を切り取って形を整えたら完成です
![](https://www.pt-box.com/wp-content/uploads/2024/02/mdl_hand2_02-214x300.jpg)
この手を使ってコマ撮りしてみました。(画像をクリックしてください)
![](https://www.pt-box.com/wp-content/uploads/2024/02/mdl_hand2-300x225.gif)