メイン人形アニメの作り方>置き換え式

置き換え式(パペトゥーンまたはリプレイスメント)

ポーズを少しずつ変えた複数のモデルを作ってそれらを置き換えながら撮影する方法です。
ダイナミックな変形
「腕が曲がる」などのポーズが変わる程度の動きではなく、人形の形そのものが変形するようなときに使います。昔の特撮映画では人間がモンスターに変身するシーンなどにも使っていました。
表情の変化
人形の顔や口だけを別のパーツにして、付け替えながら撮影します。
反復する動き
同じ動作を何回も繰り返す場合に、一動作分の人形を作れば、何回でも動かすことができます。
材料
粘土 クレイメーション用の粘土です。
石粉粘土
(クラフティ)
きめが細かく伸びがある石粉粘土です。リプレイスメントだとモデルが稼動しなくてもいいので、粘土アニメーション用の粘土を使わなければいけないということはありません。

作成例(反復する動き)
モデルのデザインを考えます。この時に作る人形の数やポーズも決めます。
粘土で各ポーズを作成します。
今回、顔は1つだけ作って付け替え式にします。顔は石粉粘土で作成してから硬化後に着色します。首に芯をいれて体パーツとの接合部分の強度をつけます。
モデルの完成です。今回は12ポーズ作成しました。
基本的なことですが、モデルの置き換えの際に位置がずれないようにするのが大切だと思いました。
24フレーム/秒で1コマずつと、2コマずつの2つのバージョンを撮りました。同じ人形でも撮るタイミングでけっこう印象が違うもんです。
テストムービー(24フレーム/秒)
撮影日:2000年07月
赤い頭の散策者(ファイル容量:303kバイト 時間:5秒)
テストムービー(12フレーム/秒)
撮影日:2000年07月
赤い頭の散策者2(ファイル容量:634kバイト 時間:12秒)