『ナイトメアビフォアクリスマス』や『ウォレスとグルミット』などを見るとコマ撮りでさらにカメラ移動をやりたいと思ってしまいますが、本格的にやろうとするとモーションコントロールカメラが必要になりとても個人レベルで出来るものではありません。
ここでは個人レベルでも可能なズームやパンなどの簡単なカメラ移動を紹介したいと思います。
アナログ編
●ズーム
家庭用デジタルビデオカメラだとズームがオートのみでマニュアル操作が出来ないものがほとんどです。8mmフィルムの場合はカメラのズームリングに目盛りを振る方法がありますが、ビデオカメラの場合は出来ないので、コマ撮りソフトのメモ機能を使って画面に印をつけながらズームをすればある程度はスムーズに動かすことは可能です。
●カメラ移動(左右)
今は販売中止となってしまいましたが、Velbon社製のスライドアームを使ってカメラを左右に動かすことが可能です。アームに目盛りを書いて少しずつアームをスライドさせながらコマ撮りをします。

●カメラ移動(上下)
三脚のエレベータを使ってカメラを上下に動かすことも可能です。ただし三脚のエレベータはあまり精度が良くないので、けっこうカメラがガクついてしまいます。コツはクランクから手を離してもカメラが下がらない程度にエレベータを固定するネジを半分締めた状態にしておきます。あとは1コマずつクランクを回して撮影をしていくだけです。

デジタル編
アナログな手法だと失敗した場合に最初から撮りなおしになってしまうのでリスクが高いです。また、スムーズなカメラ移動を行うにはアナログだと限界があり、やはりデジタルで処理したほうがきれいな映像を作ることができます。加工はadobe社のPremiereやAfterEffectなどを使います。ただしデジタルな処理だと2次元的な動きしか出来ないので、人形に回り込んで映したりすることは出来ません。
注意しなければいけないのは画面サイズを640×480以下にしないことです。これ以上寄ってしまうと画面が荒れてしまうので気をつけましょう。
●ズーム
あらかじめ引いた画で撮影して、編集時にズームします。逆にアップの画から引くことも可能です。

●カメラ移動
あらかじめ引いた画で撮影して、編集時にフレームを決めて動かします。

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