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2002年7月6日(土)
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8月に東京ビッグサイトで行われるワンダーフェスティバルで人形アニメーションなどの特撮技術を紹介したCD-ROMを販売することになり、自分もその企画に参加することになった。前回は寝人形タイプのクレイアニメの作り方を紹介したけど、今回は骨組みの入ったクレイアニメを紹介してみることにする。今回は基本的なワイヤーフレーム(針金状の金属を使った骨組み)を使ったものにしてみることにした。
単なる作り方の紹介だけでなく短い作品を作って、その過程を説明してみることにする。
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7月7日(日)
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ちょうど『グリーンデスティニー』を見た後で、頭の中を剣を持った人がワイヤーワークでビュンビュン飛び回っている。今回の題材は問答無用でカンフーアクションに決定。キャラをデザインしたら、いきなりアクションシーンを絵コンテ用紙にカリカリ書いていたりする。(?_?)
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7月13日(土)-14(日)
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時間が無いのでさっさと人形を作り始める。まずはアルミ線を使って骨組みを作るが、数日前に買った粘土人形の骨組みを参考にして『首−胴体−足』と『腕』の2本のアルミ線を使った構造にする。テスト撮影をしてみるといい感じだし、構造もシンプルで頑丈なのでこの形を採用した。(これが今回の一番の失敗だったりする・・・)
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石紛粘土で頭の芯を作り、後頭部に穴を空けておきます。今回は粘土にCLAYTOONを使ってみました。ちょっとベタついるけど今のところ入手できるものの中では一番のお気に入りです。コネコネしながら3体をサクサクッと作り上げます。ワイヤーフレームと粘土の組み合わせだと人形を作るのに時間がかからないので順調に作業が進みます。
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セットを作っている余裕が無いので、木材とか前に作った小道具なんかをテキトーに並べて、それっぽく見せる。・・・ほんとにテキトーだなあ。(汗)
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7月20日(土)〜21日(日)
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今回はカメラにSANYOのiDshotを使ってみました。これはコマ撮りのできるデジタルビデオカメラで15コマ/秒か30コマ/秒で撮影をするとカメラに内臓している光ディスクにムービーファイルができてしまうというすぐれものです。パソコンとUSBかIEEEで接続できるので、そのままパソコンにダウンロードして加工できるのもうれしいです。
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厚さ10mmのコルク板を土台にして、曲げた虫ピンを使って人形の足を固定します。人形の足には厚さ2mmの鉛が入っています。
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さっそく撮影を始めてみるが、実際に人形を動かして見ると人形に欠点があることが判明。首と胴体の骨組みにワイヤーが2本入っているために間接が固くなって思い通りに動かないっ。強引に撮影を進めていくが、動きがハードなこともあって人形の形が崩れやすくなってしまいました。。。結局、胴体の粘土を全部取って作り直すという作業を全部で4回もする羽目になりました。
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頭も粘土で作ったんですが、直接触ると髪型が変形してしまうので後頭部に穴をあけて針金を差し込めるようにし、動かすときだけ針金を挿して向きを変えるという方法にしました。
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7月22日(月)〜23日(火)
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時間が無いので、ざっと編集してとりあえず効果音を入れてからCD-ROMに焼いて原稿を提出〜。なんとか間に合ったけど仕上げが粗いなぁ〜。
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7月27日(土)〜28日(日)
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修正する時間ができたので、もう少し手を加えることにしました。今回は昼間のシーンということで人形を吊った際の糸が光に反射して目立ってしまったのでこれを修正することにしました。Premiereからfilmstripという形式で出力して(動画を一枚の静止画として出力する機能。例えば30コマ/秒の1秒の映像を出力すると30枚の静止画が縦にズラッとならんだ一枚の静止画が出力される)、Photoshopで糸をちまちまと消して細かいところを編集します。
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あと、すこしでも見栄えを良くするためにBGM風の効果音も入れてみる。なんとか形になったのでCD-ROMに焼いて再度原稿を提出〜。
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8月10日(土)
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まだ気になるところがあるので、取り直しと追加カットを撮影して編集と音入れを行う。最初に比べたらちょっとは見られるようになったかな。。。?
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反省会
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最初にも書きましたが、今回は人形の骨組みで大失敗しました。シンプルな点はいいんですが首と胴体にワイヤーが2本入ることで頑丈になりすぎてしまい、動かしづらくなってしまいました。やっぱり多少は複雑になっても首と胴体はワイヤーが一本になるような構造が一番だと思います。
あと、今回は時間が無さすぎでした。全体的に時間が短くて動きが粗く、ストーリーも無いので見終わっても『ふ〜ん』といった感じで終わってしまいます。ストーリーでも動きでもいいので何か『おおっ!!』と思わせるものがほしかったです。次回はそこらへんを重視して作ってみたいとおもいます。
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