頭部
頭部を作ります。厚さ1cmの木材を4枚切って、木工用ボンドで貼り合わせます。
首を差し込む箇所にドリルで穴を開けます。
角をカッターで切り落として、やすりで形を整えます。
目と口の部分にドリルで穴を開けます。
顔を作ります。適当な大きさに切ったプラ板を頭部よりも一回り大きな穴を開けた木材に固定します。電気コンロで熱して頭部に押し付け、顔を作ります。
顔の余分な部分を切り落として、やすりで形を整えます。
頭部に開けた目と口の穴の位置に合わせて顔にも穴を開けます。
目の穴をやすりで広げて形を整えます。
眼球は直径8mmのビーズを使います。離型剤としてメンソレータムをビーズと顔の裏側に塗って、ビーズを顔の裏側に置き、エポキシパテを盛りつけます。
パテが固まったら油性マジックで印をつけてから、顔から取り外します。
パテの余分な部分を切り取り、ビーズを取り外します。これが目をはめ込むパーツになります。
ビーズの穴を大きくして針金を差し込み、瞬間接着剤で固定します。
後で剥がせるようにペーパーボンドで目をはめ込むパーツを、油性マジックでつけた印に合わせて、顔の裏側に軽く固定します。
頭部の目の部分にのこぎりで切れ目を入れて切り落とし、溝を作ります。
エポキシ系接着剤を頭部の溝に多めに塗って顔をはめ込みます。
顔を取り外すと、頭部に目をはめ込むパーツが固定されます。
今回は口を付け替え式にするので、口のパーツを差し込む穴を作ります。頭部の口に開けた穴に入るプラスチックの棒を差し込み、はみ出した部分を削り取ります。
顔をはめて、口の位置に合わせて直径1mmの穴を開けます。
眼球を作ります。黒目の部分に油性マジックで輪郭を描きます。
クリアオレンジを塗ります。
エナメル系塗料の黒を塗ってグラデーションをかけます。
白でスポットを入れて眼球の完成です。
顔を頭パーツにはめ込みます。まだ接着はしません。顔だけにクリアGボンドを塗って大きめに切ったニット生地を貼り付けていきます。しわができないように気をつけて伸ばしながら貼っていきます。
顔を頭パーツから取り外して、ハサミで目の穴を開けます。
目の下に黒い糸をクリアGボンドで接着します。
顔の裏側にペーパーボンドを塗って頭のコアに固定します。
頭にクリアGボンドを塗って、ニット生地を張り付けていきます。
首を差す穴をハサミで切って生地を内側にクリアGボンドで貼ります。
髪・まぶた・口
まつ毛とまぶたを作ります。まつ毛は真鍮線を切ってペンチで曲げ、やすりで削って形を作ります。
金属用プライマーを塗ってからつや消し黒で着色し、クリアGボンドで黒い糸を接着してまつ毛の完成です。
次にまぶたを作ります。厚さ1mmのプラスチック板を適当な大きさに切って電気コンロで熱し、直径2cmぐらいの鉄球に押し付けます。
ハサミで切って、やすりで形を整えながらまぶたの形に整えていきます。
クリアGボンドで顔と同じ色の布地を接着します。
クリアGボンドで黒い糸を接着します。
まぶたの完成です。今回は目が半分閉じたものと完全に閉じたものの2パターンを作りました。顔にはペーパーボンドを使って接着します。
口を作ります。閉じた口や笑っている口、驚いた口など、必要な形のものをいくつか作ります。
頭部の口に開けた穴に入るように直径1mmのピアノ線を切断します。
厚さ0.5mmの真鍮板に直径1mmの穴をピンバイスで開け、口の大きさに切ります。
切断したピアノ線を差し込んで半田付けします。
真鍮板をハサミで切って、やすりで削り、形を整えます。
エポキシ系パテを真鍮板に盛って唇を作ります。
パテが硬化したら、やすりで削って形を整えます。
サーフェイサーを吹いて細かい傷を修正します。
リキテックスで口の中と唇の色を塗って完成です。
髪を作ります。厚紙を切ってテープで止め、髪を作るための型紙を用意します。
今回は刺繍用の糸を使って髪を作ります。
型紙の中央の紙に糸を巻いていきます。
糸を巻き終わったら型紙を閉じ、型紙が開かないようにクリップで止めます。
型紙の真ん中のスリットに沿って糸を縫っていきます。
縫い終わったらクリップを取り、型紙を開きます。
型紙の両端の糸を型紙の縁に沿って切ります。
糸を束ねて、型紙のスリットから抜き取ります。
反対側の糸も束ねて髪の完成です。
糸の束の中央が髪の分け目になります。この分け目にクリアGボンドを塗ります。
頭部の分け目がくる場所に合わせて髪を貼り付けます。
ボンドが乾いたら、分け目の脇に両面テープを貼り、糸を一本ずつ貼り付けていきます。
反対側も同様にします。
髪の形を整えて完成です。
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