アルミ線と木製のコアを使ったワイヤーアーマチュアに布で作った体と洋服を着せた人形です。目に針金を仕込んで磁石を使って目の向きを変えることができます。
動画とアニメ例
体
胸と腰のコアを作ります。デザイン画からコアの形を決めます。
厚さ1cmの木材を切って切断面をやすりで綺麗にしてから、木工用ボンドで貼り合わせます。
首・腕・腰・足を差し込む部分にドリルで穴を開けます。
コアをやすりで削って形を整えます。
今回は、上腕・足・腰にアルミ線。首と下腕に糸ヒューズを使います。上腕は太さ1mmのアルミ線、腰と足は太さ2mmのアルミ線をより合わせて使います。
30A(アンペア)の糸ヒューズ(鉛線でも可)を腰に。20Aの糸ヒューズを下腕に使います。水で1.5倍に薄めた木工用ボンドを紙テープに塗って、糸ヒューズに巻きます。
足を作ります。MDFを足の形に切ってガイドを作り、スカルピー(樹脂粘土)を盛って足の原型を作ります。
原型をオーブンレンジで焼いたら、お湯まるを湯煎して柔らかくして原型に押し付けて型を作ります。
お湯まるが固まったら、余分な箇所をカッターで切り落とし、エポキシパテを型に入れます。
2個作ったら、足の骨組みを差し込む穴を開けます。
デザイン画を見ながらアルミ線・糸ヒューズの長さを調節して切り、コアにエポキシ系接着剤を使って固定します。
上腕に長さ2cmに切ったプラスチックパイプをエポキシ系接着剤で固定します。下腕を差し込むパーツになります。
膝を曲げた時に自然な形になるように、MDFを切って膝小僧を作ります。エポキシ系接着剤でアルミ線に固定します。
下腕の糸ヒューズは、手の平の大きさに切った鉛板と親指に使う糸ヒューズ(20A)を半田付けします。
膝と同じようにMDFを切ってエポキシ系接着剤で固定します。
細く切った厚手の布の端にクリアGボンドを塗って、骨組みに巻いてボリュームを出します。
肩・腰・股関節にはダイソーで売っている化粧用のスポンジを切ってクリアGボンドで接着して肉付けをします。
体を多く布地を作ります。伸びる生地を使うとしわが少なく体のラインを綺麗に出すことができます。
体の形に合わせて型紙を作ります。上半身・下半身・腕に分けて作ります。骨組みに着せやすい分け方を考えます。
ニットを型紙に合わせて裁断し、縫い合わせます。
骨組みに着せていきます。一度で合わせるのは難しいので、余分な箇所や足りない箇所を修正しながら体にフィットするまで修正を繰り返します。
下腕にも同様にニットを被せます。
下腕にエポキシ系接着剤をつけて上腕のパイプに差し込んでボディの完成です。
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