タイムシートで、動きを計画する方法を紹介しましたが、実際に人形を動かす時は、どれくらいのスピードで人形を動かせばいいのでしょうか?

昔ながらの方法では、実際に自分で動いてみながらストップウォッチを使って動きのスピードを測るやり方があります。
例えば、腕を上げる速さを知りたい場合は、腕を下した状態からストップウォッチの計測スタート。腕を上げ終わったときにストップウォッチを止めれば腕を上げるのにどれだけ時間がかかったかわかります。一度では正確ではないので、何回か試して平均値を取ってみましょう。
早い動きを計測したいときは、まとめて計るといいです。例えば歩くアニメをするときに1歩のスピードを知りたかったら、5歩あるいて時間を計測し5で割るという具合です。
ストップウォッチを持っている人は少ないと思いますが、この方法をやるときに便利なアプリがあります。WariKenというストップウォッチアプリなんですが、1秒24コマで計測してくれるので、いちいち計測した秒数をコマ数に変換する必要がありません。

計測スタート後に文字盤をタップすればラップタイムも1000個まで記録できます。

最近ではスマートフォンで気軽に動画を撮れるので、リファレンス動画を撮る方法も便利です。
リファレンス動画とは実際に自分で人形の動きを演じる様子を動画で撮ったもので、人形を動かすときは、その動画を見ながらポーズをつけていきます。顔の表情や複雑な動きのときはリファレンス動画のほうが便利です。
これはBOSS BABYというCGアニメですが、リファレンス動画と実際のCGアニメの比較動画です。
Boss Baby Animation & Reference Reel 1

Boss Baby Animation & Reference Reel 1 from anthony hodgson on Vimeo.

コマ撮りのリファレンス動画を使う様子です。
STUNT skid realSHOT

STUNT skid realSHOT from jriggity on Vimeo.

これはかなり激しいですね。自分で出来そうもないアクションのときはyoutubeなどで参考になる動画を検索してみるのもいいと思います。

このように実写映像を参考にしてアニメートする方法もありますが、動きをそのままコピーしてはアニメーションの動きの面白さが出ません。リファレンス動画を使うときは、そのタイミングやポーズを盗みつつ、もっとこうやったら面白くなるんじゃないか?と考えて動きに味付けをしてみましょう。


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